脱毛を始めるなら基礎知識の毛周期(ヘアサイクル)を知っておこう!

医療脱毛や光脱毛を受けるときに知っておきたいのが、毛周期と呼ばれる毛の生まれ変わりのサイクルです。

毛周期のことを知っておくと、脱毛の進み具合がわかり、完了までのスケジュールが立てやすくなります。

また、脱毛の仕組みを知っておくことで、「毛を引き抜く」「日焼けをする」ことが、なぜだめなのかわかります。

この記事では、毛周期についてわかりやすく解説しています。

毛周期(ヘアサイクル)とは

毛周期とは、毛の生まれ変わりのサイクルで、「成長期(成長初期を含む)」「退行期」「休止期」を繰り返します。

毛周期(ヘアサイクル)のイメージ

この3つのサイクルのうち、医療レーザー脱毛、光脱毛が効果を発揮するのは、「成長期」のムダ毛のみです。

「成長期」は毛が伸びるサイクル

成長期は、その名の通り、毛が成長し伸びるサイクルです。

毛周期が成長期にある毛は、毛根が「毛乳頭」「毛母細胞」とつながっている状態です。

毛乳頭・毛母細胞とは?

毛乳頭・毛母細胞とは、毛のもとになる細胞のことです。

医療脱毛では、黒い色素に反応する特殊なレーザーを使い、毛根に熱によるダメージを与えます。

その際、熱は毛根を伝って「毛乳頭」「毛母細胞」に届き、熱でこれらの細胞を破壊します。

成長期のイメージ

脱毛で効果を得るためには、毛根が「毛乳頭」「毛母細胞」につながっている必要があります。

そのため、毛周期が「成長期」以外のムダ毛に対しては、ほとんど脱毛効果を得ることはできません。

「退行期」は脱毛効果を得にくい・得られない

成長期が終わると、毛は次の「退行期」に移行します。

退行期では、毛根が徐々に「毛乳頭」「毛母細胞」から離れて行き、最終的には抜け落ちます。

この退行期では、レーザーは毛根に反応するものの、脱毛効果はあまり得られません。

退行期が終わると、毛周期の次のサイクル「休止期」に移行します。

「休止期」は脱毛効果を得られない

休止期は、毛が生えていない状態の時期のことです。

毛が生えておらず、毛根もないため、医療レーザーは反応しません。

この休止期のムダ毛に対して、医療レーザーを照射しても、脱毛効果を得ることはできません。

休止期のサイクルが終わると、次の成長期に戻ります。

医療脱毛で5回コースが多い理由

医療脱毛で5回コースが多い理由

毛周期のうち、医療レーザーによる脱毛効果を得られる「成長期」の毛は、見えている毛のうち20%程度だと言われています。

20%の成長期の毛をレーザーで脱毛していくため、5回ですべての成長期の毛に対してレーザーを照射したことになります。

そのため、ほとんどの医療脱毛クリニックでは、5回コースが基本となっています。

ただし、毛周期は「部位ごとの差」「個人差」がありますし、レーザーの反応にも「毛質・肌質の差」があるので、5回は目安程度に考えるといいでしょう。

もっと早く脱毛が完了する人もいますし、追加で施術が必要な方もいます。

部位別の毛周期と医療レーザー脱毛の完了に必要な回数

毛周期は部位ごとに異なるため、脱毛したい部位によって完了までの回数も異なります。

次の表は、部位ごとの毛周期と、脱毛完了までの「最短回数」「平均回数」「最長回数」を表したものです。

部位ごとの毛周期と、脱毛完了までの「最短回数」「平均回数」「最長回数」

医療脱毛は、毛周期に合わせて2~3ヶ月に1度のペースで進めるのが、ベストです。

毛周期が短いにも関わらず、回数が多くかかる部位は、「細い毛」「産毛」「色素の薄い毛」が多く生えているところです。

医療レーザーは、黒い色素に反応するという特徴を持つため、太く濃い毛に対してはよく反応します。

逆に、細い毛や産毛には、反応しにくいことがあります。

毛周期と医療レーザー脱毛を受ける際のポイント

毛周期と医療レーザー脱毛を受ける際のポイント

医療レーザーが、毛周期のうち「成長期」の毛に対して脱毛効果を発揮することはわかりました。

ここでは、脱毛を受けるに当たって注意したいポイントを解説します。

施術の間隔は2~3ヶ月に一度がベスト

医療レーザーは、毛根があれば反応しますが、「毛乳頭」「毛母細胞」につながっている状態でないと、熱による組織の破壊は行なえません。

そのため、今見えている毛の20%のみ、「毛乳頭」「毛母細胞」の破壊を行え、脱毛効果を得られます。

一度、医療レーザーを当て、次の成長期の毛が生え揃うまで、だいたい2~3ヶ月程度です。

そのため、2~3ヶ月よりも間隔を短くして施術を受けても、十分な脱毛効果を得られません。

一方、間隔を空けすぎると、効率よく脱毛を進めることができず、その結果、脱毛完了までの期間が長くなってしまいます。

医療脱毛クリニックで脱毛を進める場合、カウンセラーや看護師と相談し、毛周期を考慮に入れたスケジュールを立てましょう。

施術の間隔にこだわりすぎる必要はない

多少のズレは、もちろん問題ありません。

毛周期は、部位によって異なりますし、個人差もあります。

毛周期にこだわりすぎると、ストレスが溜まってしまいます。

脱毛は一度始めると、徐々にムダ毛が少なくなり、お肌が美しくなってきます。

その過程を楽しめるように、多少のズレは気にせず、脱毛を進めましょう。

施術後1~3週間はイベントに最適

成長期のムダ毛に医療レーザーを照射すると、1~3週間ぐらいでムダ毛が抜け、脱毛部位がツルツルになります。

この間は、自己処理がかなり楽になり、お肌の状態も良くなります。

旅行やパーティーなどのイベントの計画がある方は、イベントの1ヶ月前ぐらいを目安に脱毛をするといいでしょう。

1ヶ月を越え始めると、次の成長期の毛が生えだしてきます。

脱毛期間中は毛抜きを使わないこと!

医療脱毛の期間中に一番やってはいけないことが、毛を引き抜くことです。

医療レーザーは、毛根の黒い色素に反応し「毛乳頭」「毛母細胞」を破壊します。

そのため、毛をピンセットなどで引き抜くことで、毛根がなくなり、医療レーザーが反応しなくなります。

また、毛を引き抜くことで「埋没毛」「毛嚢炎」「色素沈着」などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。

毛周期が乱れる原因にもなりますので、毛を引き抜くことはやめましょう。

日焼け肌は脱毛が受けられない場合も……

医療レーザーは、黒い色素に反応するという特徴を持ちます。

そのため、ほくろ部分などは、保護シールを貼ってレーザーを照射します。

日焼けをして肌が茶色や黒くなると、肌に対して医療レーザーが反応してしまい、やけどなどのトラブルが起きる可能性があります。

そのため、日焼け肌の方は、施術を断られることがあります。

脱毛を始めるなら基礎知識の毛周期(ヘアサイクル)を知っておこう! まとめ

脱毛を始めるなら基礎知識の毛周期(ヘアサイクル)を知っておこう! まとめ

ここまで、脱毛で重要な「毛周期」について、解説しました。

ここで、もう一度ポイントをまとめます。

毛周期のポイント

  • 毛周期(ヘアサイクル)は、「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返す
  • 脱毛効果を得られるのは「成長期」の毛のみ
  • 成長期の毛は、今見えている毛の20%程度
  • 5回の施術ですべての「成長期」の毛を脱毛したことになる
    (部位差・個人差あり)
  • 施術後、1~3週間で一度ムダ毛はなくなる
    (その後、次の成長期の毛が生えてくる)
  • 脱毛期間中に、ムダ毛を引き抜いてはいけない
  • 脱毛期間中は、日焼けに注意

毛周期について知っておくことは、脱毛を受ける上で大きなメリットとなります。

医療脱毛や光脱毛を受ける際のカウンセリングで、カウンセラーの説明をより深く理解することができるようになります。

また、これから脱毛を始める方は、「毛周期(ヘアサイクル)」を意識することで、脱毛完了までのイメージがつかみやすくなるでしょう。

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